こんにちは。
バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。
臨床でも多く見られる疾患についてお伝えさせていただいていましたが、いかがでしたでしょうか?
疾患別バイニーに関しては今日で一旦終了させていただきますね。
今日お伝えするのは、頸椎症に関してです。
頸椎症も首の骨がズレてしまうことによって色々な症状が出てきてしまう総称的なものになりますので、原因や症状は多岐にわたります。
今回は多くの方に共通してみられるようなことについてお伝えしたいと思います。
Qどんな症状が起こりやすいの?
A 首部分の関節にある椎間板や骨自体の変性、靭帯の石灰化・骨化によって、様々な症状を引き起こします。また背骨の中を通って肩や腕に行く神経(神経根)や脊髄自身が圧迫・刺激を受けることでも症状が出てきます。
首周辺の症状としては、肩や首の筋肉が緊張し、押すと痛みが生じます。また、首をうなずくように曲げたり、上を向いたりした際に肩から腕に放散するような痛みが生じます。骨の変形によって、自律神経や脳に血液を送っている動脈が圧迫を受けて頭痛、めまいなどが生じることもあります。
腕の症状としては、痛みとともに脱力感、疲労感、手指の感覚異常、冷感、こわばりを感じることがあります。指先を使った作業、字を書く、物をつかむなどの動作がしにくくなります。感覚異常の部位は、圧迫を受けている神経により異なります。症状が進行すると、手の筋肉の萎縮や皮膚温度の低下、発汗異常、手指の変形が生じることがあります。
脊髄の圧迫が生じると下半身の症状が現れ、便秘、排尿障害、歩行障害などが生じます。
Q どんな原因で起こりやすいの?
A一般的には、頸椎の変化は主に加齢や外傷により生じます。そのため、中高年者に多いです。
また、近年はスマートフォンやパソコンを使う機会が増えており、慢性的なうつむき姿勢をとることにより、首の生理的なカーブが失われてストレートネックになります。首の骨のアーチは頭の重さを受けたり、歩いた際などの衝撃を緩衝するために必要なものです。ストレートネックは、骨格的な安定構造が崩れている状態ですので、首周りの筋肉の負担が大きくなります。また、首の椎間板のクッション性が低下したり、椎骨の変形が生じたりしてきます(頚椎症)。
その他、過度な姿勢矯正(バレエや社交ダンス)をしている方は、姿勢を意識するあまり、いつも顎を引いていると首のアーチが失われストレートネックに、もしくは逆カーブになってしまうこともあります。
一般的な、ストレートネックは猫背などの不良姿勢により、顎が前に突き出すようなり首がをまっすぐになってくることで生じます。
その他、骨盤が前に傾いている人は姿勢のバランスをとる中で首の生理的彎曲が失われることがあります。また、股関節のはまりが悪い方も同様に骨盤の前傾が生じます。
このように、首に生じる原因は多岐に及びます。日常的な姿勢(癖)によるものが多いですが、首以外の部位が影響していることがほとんどです。そして、このような方の共通点として、頸椎に負担がからなくてはいけない他部位の硬さがあります。背骨は椎骨と椎間板からなる「竹」のような構造です。硬くなった竹はしなる際に一ヶ所にストレスがかかります。また、全身の衝撃緩衝(関節や結合組織)の不具合から首にストレスがかかっていることもあります。つまり、背骨を含めて、全身が影響していると言えます。
Q バイニーアプローチではどんなことをするの?
A
① 頸椎の変形やズレ、クッション性があるかなどを細かくみていきます。また、筋肉の硬さ、腕のしびれなどを評価していきます。頸椎に対しても優しく時にリズミカルな振動を入れて血管や神経の解放と頸椎本来の機能を取り戻せるようにしていきます。まだ、腕の症状が残存する場合は、頸椎から出た神経の通り道で絞扼してることがありますので、丁寧に評価していきます。絞扼部位がありましたら、同様に絞扼から解放していきます。
② 頸椎に負担がかかる原因(姿勢、歩き)を評価し、その上で仰向けで衝撃緩衝がうまくいっていない部位を評価いたします。背骨(頸椎含む)や肋骨周り、骨盤、足など全身的に評価をして硬い部位を抽出していきます。硬いところや周囲の組織が緩むようにしていきます。じっくりと時間をかけていくことで、周囲の循環の改善が促され柔らかくなっていきます。
③ 自宅でできるセルフエクササイズを提案いたします。それによっても効果の持続性を高めていっていただけます。
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