2018年7月6日金曜日

脊柱管狭窄症への対応

脊柱管狭窄症への対応に関して少し書いていきたいと思います。
 まず脊柱管狭窄症についてですが、
背骨には大きな孔があり、その間を神経が頭や首からお尻まで伸びています。
この孔(脊柱管)が狭くなった結果、症状(痛みやしびれ)が出てくるのが「脊柱管/狭窄/症」です。
①図のように脊柱管が狭窄する原因は主として骨のとげや厚くなった靭帯が原因です。
骨のとげを私たちが取り除くことはできませんが、靭帯に関しては介入可能です。
脊柱管に関連した靭帯は、後縦靭帯・黄色靭帯ですが、いずれも固有結合組織という組織に属します。
ぐいぐいと強い刺激ではなく、心地よい刺激を使うことで流体力学や熱力学の知見を応用して、この固有結合組織を柔らかくすることが可能です。強い刺激では逆に水分が押し出され、硬くなってしまいます。
肥厚した靭帯も柔らかくできれば、背骨のなかの神経(脊髄)に対する圧力を低下させることが可能です。

②脊柱管狭窄症には椎間孔型というのがあります。椎間孔は背骨からの神経の出口で、椎間孔が狭くなって神経が押さえられている場合には椎間孔型になります。
図の矢印部分が椎間孔ですが、これが骨のずれで狭くなることは少なくありません。
具体的には下の骨に対して、上の骨が「反ったり」「右に傾いたり」「右に回ったり」することで右の椎間孔が狭くなります。
このようなずれも、関節を繋ぐ 椎間板・靭帯といった固有結合組織の硬さのバランスの崩れでおこることが殆どですので、私たちが改善して差し上げることが可能です。

③腰が反ることで脊柱管内の圧力が高まることがわかっています。
反ると椎間孔も狭くなって神経を圧迫しやすくなります。
このため、腰が反りますと脊柱管狭窄症の症状は悪化いたします。
上の図の Lordotic あるいは Sway back という姿勢タイプは腰が反りやすいタイプになります。
このような姿勢を是正するためには、脳幹で調整されている「腹圧」が重要です。
上の左図のように、腹圧が高まると腰の反りを是正してくれます。
この腹圧は脳幹で勝手に調整されています。
この腹圧を高める方法も心地よい刺激を入れ続けることで脳幹が活性化して勝手に腹圧が良い状態になっていきます。

いかがですか?
次回はまた違ったパターンの脊柱管狭窄症への対応についてお話ししたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿