2017年7月31日月曜日

疾患別バイニー③

こんにちは。
バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。

このシリーズ3回目の投稿になります。
皆さんいかがでしょうか?

皆さんへの健康への一つのきっかけになっていただけると嬉しく思います。

今回は外反母趾についてお伝えしたいと思います。
バイニーアプローチでは足を非常に大切にしています。
なぜなら、生活していく中で地面から感覚(刺激)が入ってくる唯一の部分だからです。

そんな足のトラブルで多いのが外反母趾ではないでしょうか?

それではお伝えさせていただきます。



どんな症状が出るの?
外反母趾では、足の親指が小指側を向くようになり、進行していくと人差し指と重なるようになってしまいます。また変形に伴い親指の付け根が突出してしまいます。そのため親指の付け根が突出している部分が靴に擦れてしまい痛みを生じてしまうことや関節の変形により歩く際に上手く曲がらず、負担が集中し痛みが生じてしまうことがあります。



どんな原因で起こりやすいの?
原因はさまざまいわれており、靴の問題や先天的な足の変形の問題などはよくいわれていますが、共通している問題としてカカト周辺の骨格の崩れ(過剰回内)が挙げられます。この過剰回内により土踏まずは潰れ、足の幅は広がり、いわゆる扁平足となります。そのため床面に足裏がべったりとくっついてしまう状態に常になってしまいます。この状態のまま歩くと親指の先で床との摩擦や突き上げ力が強まり、徐々に外反変形(親指が小指側を向いてしまう)してしまいます。



バイニーアプローチではどんなことをするの?
カカト周辺の骨格の崩れは足に存在する靭帯や脂肪組織、骨を包む膜組織などが硬くなることで起こりやすくなります。バイニーアプローチではこれらに対して、微細で心地よい振動刺激や熱刺激を加えることで硬さを改善させていきます。また膝や骨盤など足から上の部分が崩れることによって、結果的にカカト周辺の骨格の崩れにつながることが多いため全身をアプローチの対象とすることも多いです。
またオーダーメイドの中敷を使うことも多く、アメリカの足病医学の考えに基づき、アーチを機能させるための「動き」を作る治療用の足底板を作成しています。これにより我々のアプローチから離れた日常生活においても足を常にメンテナンスできる状態になります。



2017年7月29日土曜日

疾患別バイニー②


こんにちは。
バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。

前回は脊柱管狭窄症についてでしたが、今回は同じ腰痛でも、椎間板ヘルニアについてお伝えしたいと思います。

どんな症状が出るの?
腰椎(背骨の腰の部分)と腰椎の間にありクッションの役割をしている椎間板が飛び出してしまい神経を圧迫し、さらに飛び出した椎間板による炎症が起こり下肢や腰に痛みや痺れが引き起こされます。また下肢の筋力低下や感覚低下なども引き起こします。前屈みの姿勢となることで、より神経は圧迫されるため症状は増強してしまいます。

どんな原因で起こりやすいの?
椎間板は20歳を過ぎたころから含まれている水分が減ってしまい、弾力を失ってきます(変性)。クッションの役割をしている椎間板は日常生活の中で常に負担がかかっている状態のため、加齢に伴い椎間板の変性が進行し、さらに重い荷物を持ったり、腰を強くひねったりすると椎間板が飛び出しやすくなってしまいます。また背骨は通常S字状に湾曲していますが、この湾曲がなくなってしまったり、逆に強まってしまうことでより背骨に負担がかかってしまいます。その他、遺伝的な要素も関与すると言われています。

バイニーアプローチではどんなことをするの?
急性的な痛みに関しては数日〜数週間の安静によって炎症が落ち着き徐々に軽減していきます。また飛び出した椎間板に関してはもともと身体に備わっている生体反応により異物として処理されるため2〜3ヶ月かけてなくなっていきます。

バイニーアプローチでは腹圧というおなかの圧力を上げることで腰椎(背骨の腰の部分)を安定させ、しっかりと支えることが可能にさせ背骨にかかる負担を軽減していきます。また椎間板によって圧迫されていた血管や神経の動き(滑り)を引き出すことで残存する痺れなどを無くしていきます。デイリーメンテナンスとして紹介させていただいている「うつぶせユラユラ」も非常に有効です。

※あくまで一例になります。施術は個人の状態にあわせた内容を提供させていただいています。


 

2017年7月27日木曜日

疾患別バイニー 

こんにちは。
バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。

今日は実際の症状がある方にバイニーアプローチではどのようなことを行うかをお伝えしたいと思います。

まずは脊柱管狭窄症についてです。
皆さんもよく聞いたことのある疾患だと思います。

どんな症状が出るのか?
どんな原因で起こりやすいのか?
バイニーアプローチではどのようなことを行うのか?

の3つについてお伝えしていきたいと思います。

どんな症状が出るの?
神経の通り道である脊柱管が狭まり、その中を走る血管や神経が圧迫され、下肢や腰に痛みや痺れが引き起こされます。また下肢の筋力低下や感覚低下なども引き起こします。
なかでも特徴的な症状として間欠性跛行があります。これは歩いている途中に痛みや痺れが出てくるもので、少し休憩すると回復するという症状になります。

どんな原因で起こりやすいの?
原因はさまざまといわれていますが、脊柱管の中にある靭帯や脂肪組織、神経を包んでいる膜組織が硬くなってしまったり、肥厚してしまったりすることで脊柱管が狭くなり、血管や神経が圧迫されやすくなってしまいます。
また腰を反った姿勢によっても脊柱管は狭くなってしまいます。

バイニーアプローチではどんなことをするの?

硬くなってしまっている靭帯や脂肪組織などに対して、微細で心地よい振動刺激や熱刺激を加えることで硬さを改善させていきます。また腹圧というおなかの圧力を上げることで腰椎(背骨の腰の部分)を安定させ、しっかりと支えることが可能となるため背骨にかかる負担は軽減されます。これらにより血管や神経への圧迫を無くしていきます。デイリーメンテナンスとして紹介させていただいている「うつぶせユラユラ」も非常に有効です。

2017年7月25日火曜日

自費という大海原へ 最終章

こんにちは。
バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。

前回までに病院を辞めるに至った経緯とこれから目指す方向性について書かせていただきました。

今日はもう一つの出来事になりますが、この出来事は私が理学療法士になって9年目で初めてこの仕事に就いて良かったと感じることが出来た出来事でした・・・。


それは、私がまだ病院で勤務していた時のある患者さんとの出会いでした。


私は病院勤務での9年間でとにかく自分のリハビリによって、患者さんの身体自体を良くする事に強いこだわりを持っていました。「痛みをなくす・筋力をアップする・歩けるようになる」そんな目に見える結果ばかりを追い続けていました。

しかし、その患者さんとの毎日のリハビリでは、身体には目に見えるような大きな変化は起こらず、結局環境の調整などで退院していきました。


そして、数週間後再び来院した際にこう話してくれたのです。



「小松原さんが担当で本当に良かったよ。今ではこうやって元通りに仕事もこなせているし。あの時は本当に気持ちも沈んでしまっていたけど、自分の為に色々調べてくれて、話も聞いてくれて、本当に良かった。」



その時、心の底から何か込み上げてくるものがあり心を揺さぶられました。そして自然と涙がでていました。今まで治療手技にこだわり、それによって「身体を良くする事」が最も大切だと思っていたのですが、それ以上に自分がしたい事、すべき事はこれなのだと気づかせてくれたのです。



自分が持っている知識や技術、出来る事を提供することで、悩んでいる方、迷っている方が前向きに歩んでいく手助けがしたい、何か一歩進むきっかけとなりたい。そしてそこには治療手技以上に、「人と人、心と心のつながり」を大切にする、そんな施術を目指していきたいと思います。