2017年7月25日火曜日

自費という大海原へ 最終章

こんにちは。
バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。

前回までに病院を辞めるに至った経緯とこれから目指す方向性について書かせていただきました。

今日はもう一つの出来事になりますが、この出来事は私が理学療法士になって9年目で初めてこの仕事に就いて良かったと感じることが出来た出来事でした・・・。


それは、私がまだ病院で勤務していた時のある患者さんとの出会いでした。


私は病院勤務での9年間でとにかく自分のリハビリによって、患者さんの身体自体を良くする事に強いこだわりを持っていました。「痛みをなくす・筋力をアップする・歩けるようになる」そんな目に見える結果ばかりを追い続けていました。

しかし、その患者さんとの毎日のリハビリでは、身体には目に見えるような大きな変化は起こらず、結局環境の調整などで退院していきました。


そして、数週間後再び来院した際にこう話してくれたのです。



「小松原さんが担当で本当に良かったよ。今ではこうやって元通りに仕事もこなせているし。あの時は本当に気持ちも沈んでしまっていたけど、自分の為に色々調べてくれて、話も聞いてくれて、本当に良かった。」



その時、心の底から何か込み上げてくるものがあり心を揺さぶられました。そして自然と涙がでていました。今まで治療手技にこだわり、それによって「身体を良くする事」が最も大切だと思っていたのですが、それ以上に自分がしたい事、すべき事はこれなのだと気づかせてくれたのです。



自分が持っている知識や技術、出来る事を提供することで、悩んでいる方、迷っている方が前向きに歩んでいく手助けがしたい、何か一歩進むきっかけとなりたい。そしてそこには治療手技以上に、「人と人、心と心のつながり」を大切にする、そんな施術を目指していきたいと思います。

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